らいむ
これは、感心できませんね。
ろーず
私はなんとなく、この男性の気持ちがわからなくはないけれど。
らいむ
複数の男性を、天秤にかけるのですか?
ろーず
だって、いい男が複数いたら悩んじゃうじゃない。
らいむ
アバズレめ…。
ろーず
日に日に口が悪くなってくるわね…。
らいむ
恋心は、複数の男性に向けるものではありません。
ろーず
私だって、1人に選んでからは一途よ。
らいむ
選ぶという時点で、おかしいのです。
ろーず
らいむはいい男が複数いたら、どうするのよ?
らいむ
私は、男性を見た目やステータスで判断しません。
ろーず
何で判断するの?
らいむ
私にとって、大切な存在ですね。
そういった男性を好きになります。
ろーず
好きという感情が、自然と湧いてくると言うのね。
らいむ
ろーず姉さんの「好き」とは、違うのです。
ろーず
あら、言ってくれるじゃない。
らいむ
ろーず姉さんの「好き」は、トイザらスへ行って「あのぬいぐるみも好き、このぬいぐるみも好き」と言っているようなものです。
ろーず
黙って言わせておけば…。
らいむ
怒りましたか?
ろーず
いいえ、小娘の言う事なんて気にしないわよ。
らいむ
ちょっと怒っているじゃないですか。
ろーず
でも可哀想だわ。
せっかくいい男がたくさんいても、その状況を楽しめないなんて。
らいむ
挑発し返しているつもりですか?
ろーず
あら、本気で言っているのよ。
いい男にときめかないなんて、私には考えられないから。