れもん
ろーず姉さんは、心当たりがあるのではないですか?
ろーず
残念でした、私ははじめは尽くす方なのよ。
れもん
徐々にワガママになっていくのですね。
ろーず
笑顔で毒を吐かないでくれる?
れもん
私は平等な恋愛がしたいので、お姫様はイヤです。
ろーず
私だってイヤよ。
荷物だって、今でも自分で持つようにしているわ。
れもん
荷物が多くても、ですか?
ろーず
多い時はさすがに手伝ってもらうわ。
自発的に持ってくれる人には、甘えるけれどね。
れもん
ろーず姉さんの付き合う条件は、自発的に荷物を持ってくれる人という事ですね。
ろーず
なかなか鋭いわね…。
れもん
当たっていましたか?
ろーず
ちょっと違うわね。
正確には優しくて、気が利く人かな。
れもん
それって、お姫さま扱いしてくれる人って事じゃないですか?
ろーず
さすがに送迎まではしてもらわないわよ。
あくまで最低限の気遣いができる人って事よ。